「不思議だ、
今夜は一体、何が起こっているのか、
初めて会った時のように君を見詰めている」
また言葉、いつも言葉
同じ言葉
「何と言えばいいのか」
言葉に過ぎないわ
「君は決して読み終える事のできない
美しい愛の物語だ」
簡単で壊れやすい言葉ね
きれいすぎたのよ
「昨日であり明日だ」
あまりにもきれい
「唯一の真実だ」
でも夢の時間はおしまい
思い出も忘れれば
色あせてしまう
「君はまるでヴァイオリンの音色と
薔薇の香りを遠くまで運ぶ風のようだ」
キャラメル、キャンディー、それにチョコレート
「時々、君が分からない」
ありがとう、でも私は結構よ
風や薔薇の香りが好きな
他の方に差し上げて
砂糖のようなあなたの優しい言葉は
口には甘いけど、心には響かない
「もう一度、言葉を」
言葉、言葉、言葉
「聞いてほしい」
言葉、言葉、言葉、
「お願いだ」
言葉、言葉、言葉
「誓うから」
言葉、言葉、言葉、言葉、言葉、また言葉
あなたは言葉を風に撒き散らすだけ
「君に話すのは僕の運命なんだ。
初めて会った時のように、君に話すのは」
また言葉、いつも言葉
同じ言葉
「君にどうしても分かって欲しくて」
言葉に過ぎないわ
「一度でいいから聞いてほしい」
魔法の言葉 駆け引きの言葉
嘘っぽい言葉
「君は僕の禁じられた夢だ」
本当に嘘っぽい
「僕の唯一の苦しみで、たった一つの希望なんだ」
話し始めたあなたは誰にも止められない
私は静けさが欲しいの
分かってほしいのだけど
「君はまるで砂丘を照らす星を
踊らせる音楽のようだ」
キャラメル、キャンディー、それにチョコレート
「もし君が存在しなかったら僕が創り出してみせる」
ありがとう、でも私は結構よ
砂丘と星が好きな
他の方に差し上げて
砂糖のようなあなたの優しい言葉は
口には甘いけど、心には響かない
「もう一度、言葉を」
言葉、言葉、言葉
「聞いてほしい」
言葉、言葉、言葉、
「お願いだ」
言葉、言葉、言葉
「誓うから」
言葉、言葉、言葉、言葉、言葉、また言葉
あなたは言葉を風に撒き散らすだけ
「君は美しい！」
言葉、言葉、言葉
「君は美しい！」
言葉、言葉、言葉
「君は美しい！」
言葉、言葉、言葉
「君は美しい！」
言葉、言葉、言葉、言葉、言葉、また言葉
あなたは言葉を風に撒き散らすだけ