男:愛しい人、不思議だな、まるで初めて会った時みたいだ君は(きれいだ)
女:一体なんなのよ×3
男:説明の必要なんてないよ
女:何なのよ
男:でも(あえて言うなら)、君は、始まりはあって終わりがない愛の詞そのものなんだ
女:あなたって相変わらずなのね×3
男:君は、昨日も、そして今日も僕のもの…
女:もう無理ね、そんな言い方は
男:そして、常に僕を悩ませる存在でもある
女:だったら今からでも、わたしを邪魔だって言ってご覧なさいよ、さあ、だってあなたは今わたしの眼の前にいるんだから
男:いいや、君はバイオリンの調べやバラの香りを運ぶ風のようなものだよ
女:そんな甘いお菓子みたいな言葉は、もういいの
男:僕は君のことが時々分からなくなる
女:そんなバイオリンとかバラのことなんか、今夜、だれか別の女(ひと)とでも語らい合ったらどうなのよ
(あなたから話してもらわなくても)自分ひとりでバイオリンでもバラでも楽しめるわ、
問題が解決した時には、それが解決したなら、
そしてその時期というのは、来るものだし、それが来たら、自然と分かるものだわ
男:もうひと言だけ(説明させてくれ)
女:ああ、言葉、言葉、言葉ばっかり
男:聞いてくれよ
女:ああ、言葉、言葉、言葉ばっかり
男:誓うから
女:ああ、言葉×5 言葉ばっかり、言葉だけね、私たちの間にあるのは
男:君に言葉で説明するのは僕の運命みたいなものなんだ、初めて会った時と同じなんだ
女:一体それがなんなのよ×3
男:いや、言葉で説明するとかじゃない、夜が君に語りかけるんだ
女:何なのよ
男:実にロマンチックな夜じゃないか
女:ああ、結局あなたはいつもと一緒なのね×3
男:君は僕の禁断の夢なんだよ
女:そんなことありえないから
男:本当だよ、君は僕の理想だ
女:誰よりもあなた以上にはそんな言い方はできないわよね、じゃあわたしのことをあなたの情熱だって呼んでみてよ、さあ、でもそんな風におもったことなんてないでしょ
男:君の瞳(の美しさ)と比べたら、月なんて恥ずかしくなって隠れてしまうし、月だと思ってコウロギが鳴き出す
女:そんな甘いお菓子みたいな言葉は、もういいの
男:もし、君がこの世に生まれてこなかったとしても、今、ここで君が作り出されたらと願う*2
女:月とかコウロギなんて、わたしにとっては、眠りについて夢を見たい時に、いつも眠りを妨げるものでしかないわ
その夢の中では、時々あなたが見せてくれる、言葉は少ないけどわたしのことを喜ばせてくれる男性の姿が現われるのよ
男:もうひと言だけ(説明させてくれ)
女:ああ、言葉、言葉、言葉ばっかり
男:聞いてくれよ
女:ああ、言葉、言葉、言葉ばっかり
男:誓うから
女:ああ、言葉×5 言葉ばっかり、言葉だけね、私たちの間にあるのは
男:一体どうしたっていうんだよ、君は
女:言葉、言葉、言葉(もう、うんざり)
(くりかえし)
女:ああ、言葉×5 言葉ばっかり、言葉だけね、私たちの間にあるのは