帰れない道をずっと歩いて
誰かの腕に優しく抱かれた
愛し愛されることは美しい
求めたものではなかったけれど
平穏な日々が過ぎてゆくなかで
誰かの声がかすかに聞こえた
ここじゃないどこかへとゆくことは
裏切ることだと判っていたけど
ひとつの嘘を上手に使えば
まるで総てが輝きを帯びる
為にもならない夢だけど
誰にも言えない恋のような
燻る煙はやがて炎へ
そして言葉となり
やっとイントロダクションが鳴る
I'll run away
うまく言えずに傷つけるのならば
このまま共に死ぬまで居ようか
嘘ではないことを確かめなけりゃ
一緒に居れる?生きてゆけるかな
ひとつの嘘を上手に使えば
じゃあ次の嘘もうまくつけると
甘くないこと知らなかった
「それでもいい」ときみは言った
言葉が形になりそうな日が
やっと来たんだ
だからアウトロダクション 鳴らす
I'll run away
Baby don't cry 行かないと
最終回へ進まないと
心 破けそうだけど
望む景色がたとえどんなに違っても
生きてかないと求めないと
涙 溢れそうだけど
I'll run away
やめてもいいよ 諦められるなら
だけどこのまま 終わるの?
やがてアウトロダクション 鳴らす
I'll run away
帰れない道をずっと歩いて
誰かの腕に優しく抱かれた
平穏な日々が過ぎてゆくなかで
誰かの声がかすかに聞こえた