それは潮の衝突
強い大嵐の粒子
広がった宇宙の一つの畝
どんな跡も残らない
未だ見えない光景
片目を瞑れば未知なるものがよく見えるのか。
体を任せて、夢中になる。
多次元が僕らを待つ。
昼と夜が共存する世界はきっとある。
飾り付けの花々のそばに、木がそのおぞましい枝を伸ばす。
完璧な四角の鏡はどんでん返しを教えてくれる。
その夢で僕はまったく違う自分の姿と向き合う。
あなたの美しくも不完全な影越しに、視界を持たない瞳は重たい眠りに留まる
このトンネルの終わりに僕らが目覚める時、
どんな光景が待っているだろう。