無理して飲んじゃいけないと
肩をやさしく抱きよせた
あの人どうしているかしら
噂をきけばあいたくて
おもいで酒に酔うばかり
ボトルに別れた日を書いて
そっと涙の小指かむ
出船の汽笛ききながら
いつかは忘れる人なのに
飲めば未練がまたつのる
くらしも荒れたこのごろは