午前二時の時計塔の下で 爪をかむの
カーニバルの 人混みを外れて それが合図
きのう知り合った 栗色の瞳が
ざわめきを分けて カシス両手に近づくわ
真夏は Nonfiction 熱にうかされても
あなたの指に触れれば
カシスと同じ冷やかさ
一夜の Imitation 夢をそそのかされ
微笑みを返した
風が騒ぐ壁づたいの舗道 肩ならべて
真昼のような 花火の空見てる
黙らないで 片言で話す 傷だらけの過去は
さっきこしらえた 私の過去によく似てる
真夏は Nonfiction 信じられないけど
小説よりもうわてな あらすじどおり踊らせて
一夜の Reservation 差し出す焼けた手に
指先をつないだ
Ah 明日のことなんか
訊ねないで
Ah さよならの時刻まで
お願いよ
真夏は Nonfiction こんな事もあるわ
小説よりも不思議な アクシデントに任せたら
ひそかな Sensation 夢をそそのかされ
受けとめる眼差
真夏は Nonfiction 夢まで Nonfiction
真夏は Nonfiction 夢まで Nonfiction
真夏は Nonfiction 夢まで Nonfiction