海の子守歌
海のまんなか、ボートの上
私は話しかけるけど、あなたは答えない
あなたは、すっかり眠り込んでいる
私は口づけであなたを、おおってしまいたい
でも、あなたを目覚めさせたくない
そう、わたしは見ているから
愛でいっぱいの心で
ずっと、私は待っていた
今夜、丸いお月さまがのぼるまで
どんなに長いあいだ、私が夢みていなければ、
ならなかったか
あなたに抱きついて、私がどんなにあなたを心から
愛しているのかを、打ちあけるために
でも、あなたは、青い(海の)なかで夢を見つづけている
海の子守歌
あなたは海のように美しい
ときには、静かで、高い波もなく
でも、ときには、激しく
でも、あなたは何かほかのことを夢見ている
いったい、誰が知っているというのだろう
あなたが思い浮かべている月や星の世界を
私は両手を広げてあなたを待っているのに
ずっと私は待っていた
今夜、丸いお月さまがのぼるまで
どんなに長く、私が夢みていなければ、
ならなかったか
あなたに抱きついて、私がどんなにあなたを心から
愛しているのかを、打ちあけるために
でも、あなたは、青い(海の)なかで夢を見つづけている