あなたから贈られた 小さなロマンス
大切にしてたのに 両手のすき間こぼれてく
恋の砂
夏の背中に 頬を埋め
思い出を集めて
夏の背中に 遠いあの日
波音探した
初めてのことだから 臆病すぎたの
くちずけの瞬間に 涙が恋の邪魔をした
時の風
夏の背中を 一人きりで
ごめんねと見送り
夏の背中を 追いかけずに
大人のふりをした
失ったその後で 気づいたロマンス
あなたには届かない 心の痛み庇ってた