乾いた風が 頬を殴り 通り過ぎて
夢が散らかる畦道に 涙を落していく
責念の火は 煤(すす)になって 流れるまで
どのくらいの時間がいるの? どうか教えてほしい
何もない 何も持たない
何ができるのだろう 僕らに
歯痒い想いは どうすれば響くでしょう
ぶつかる場所を知らない 怒りが踊っている
胸に あざのように残る 焼け跡に嘘をついて
あなたが笑うその時まで
笑顔を絶やさぬよう…