我が楽園でしょう。
黒いのの中に
その影を探し、
五月聞く声…
我が楽園でしょう。
窓の日差しには
空近く見える
目色が楽園…
彼はそんな私を
知らぬとよい。
我が夢には
バニラ雪冬のに
素足の下には
氷と吹雪…
彼はいつも
忘れられないよ!
恥ずかしくなく
愛だと喚くよ!
彼の言葉三分で
血を焼き切った。
自分に「大丈夫」と
言い続ける。
でも、彼がまだ要ると
分かる(よ)
我が楽園でしょう。
風から隠して
花を摘んで歩き、
「もらった」ウソつく…
きっと、君なきゃ、
夜明け待たなかった、
橋が区切られる
君の寒い世…