鏡の中に映し出された
消せない夢溜りの記憶
瞼だけが残したイメージ
今なら僕はどこにでも行ける
あの日の帰り道を覚えてるかい?
オレンジにそっと染まった空の中で
叶えもしない夢を 守れもしない約束を
追いかけて走った
離れても 離れても
繋いだものがどこかにあるから
さよならは羽ばたいて
遠い君を照らしている
鏡の中に映したsurrender
消せない夕景ばかりに溺れる
離れ離れの星達は
透明な糸で孤独を分け合う
時計は呼吸を止めず
変わってしまう僕らの余白に怯えていたけど
離れても 離れても
繋いだものがどこかにあるから
輝いた足跡が
遠い君を照らしている
笑い声も 殺した淋しさも
鮮やかな羽になるの
君は泣いていたの?
今が終わってしまうと
僕らは見えない未来を
息を止めて 隠していたけど
さよならは羽ばたいて
君も僕を照らしている