月が綺麗 浮かびそうな気分 はしゃいで
届きそうで 届かないまま 時は撫ぜた
終わりのあとには ほら 始まりの予感 いつだってそう
哀しいくらい 青ざめた月を見ていた
あてもなく ひとつの印 探して
時の糸で 張り裂けた心 縫い合わせた
知らぬふりをして また 抱き締めるから 言えなくなる
優しすぎるあなたを月が笑った
思い出してもいい?
変われなくてもいい?
どこにも永遠はないのだろう
冷えた身体を寄せ合うだけ
月が綺麗 浮かびそうな気分 はしゃいで
哀しいくらい 青ざめた月を見ていた