緑の山を思い出す
そこを走っていた少女
本当の友達と
黒い顔のウサギ
ある日汽車に乗った
草や草原 私のものだったもの
それは少しずつ消えていった
私は泣きながら神に語り掛けた
何度空を探したか
何度塩をなめたか
都会はたくさんの顔を持っていた
私は緑の山を夢見ていた
私の運命はあなたのそばにいること
あなたがそばにいればもう怖くない
もう一度子供に戻れる
緑の山を思い出す
あの晩あなたの目の中にあった
あなたが言った「遅くなったけど
よければ君を連れてゆくよ」(故郷に)
霧の中でのあなたの話
あなたの話は私の話と同じ
それから闇の中で話をやめて
心からあなたと眠った
愛している すばらしい恋人
愛している 初恋の人
何度太陽を探したことだろう
何度太陽を探したことだろう
私の運命はあなたのそばにいること
あなたがそばにいれば 私はもう怖くない
そして私はもっと大人の女になる
緑の山はあなたの目の中に見える