見つめてあげたい ほほえみになるまで
ねえ あなたの歩く
やさしい速さが 好きなの
映画帰りは 街の景色に
なじめないのが 不思議でいいけど
テイクアウトの ポテトも冷めて
いつもと違う あなたのまつ毛
ゆううつな時の 足音が
気になって耳をすましているのよ
見つめてあげたい 空色の瞳で
ねえ 噴水の虹を ホラ
風が盗んでゆくよ
気づいて Mr.lonely
風向きが変われば
ねえ あなたの背中
七色にそっと 揺れるよ
夕陽に染まる 音楽堂で
わざと遠くに 座ってみたり
心の奥に とどくように
雑誌をまるめて のぞいているのよ
見つめてあげたい 黄昏の瞳で
ねえ オフィスの窓から ホラ
見下ろす人がいるよ
寄りそって Mr.tender
いつもよりゆっくり
ねえ 手をつないだら
同じ夢きっと 見えるよ