もう何処をふらついたって
居場所に思えないよ
どうだっていいんだもう
曖昧 身勝手 怠惰 皆嫌いです
全部投げ打って
君と二人で高飛びをしよう
消せない罪が増えすぎた
罰をこの身に食らって
このまま記憶をなくしたい
空になったって構わない
あたしはあたしがわからない
たとえ死んだとして治らないね
此岸から望んだ景色は
とても眩しく美々しく遠く映るんだ
虚構と現実の狭間で君と
あたし一体誰で何者だったかな
知る由もないね
平穏無事、温室なのは物足りないだろう
どうだっていいけど
危ういくらいの方が丁度いいです
全部失って
迎える最後が君となら
退屈すぎる俗世に
身を投じるのも悪くないね
このままこのままでいたいのに
時と人があたしを追い越していく
あたしはあたしがわからない
甘い毒で刺して 戻れないね
彼岸に咲いた花を集めて
君と四十九の遊戯をしていれば
二人の胸に巣食う孤独も埋めて
なるようにしかならないとかなにか
音量を上げて
焦らすタクシーメーターは上がる
あたしはその速度に同期する
救えない人 愛せない人
償うことももうできないけど
焦らすタクシーメーターは上がる
あたしはその速度に同期する
救えない人 愛せない人
正気の沙汰じゃないさ わかるだろ