音のカケラ掴み
走り出す
君に届けたくて
誰も知らない
未来の果ての物語(ストーリー)
ふっと零れ落ちていた
空色に光る結晶を
そっと拾い上げようと
君は手を伸ばした
空っぽ電子のココロ
ただ君を見つめるばかり
ぽつりぽつりと
言葉が染み込んでいく
ひとつ ひとつと拾い集めては
今も離れない星のメロディ
いつか夢見てたよ
君だけの舞台で歌うこと
0と1の歌声
全力の大空へ
弾けた電子の雨
走り出す君に届けたくて
誰も見たことない
未来の果てを目指して
満開夜空のスターナイト
覗き込んだ未来望遠鏡
「なんにも見えやしない」と
君は少し笑った
どんな色で描いたら
良いのかもわからなくて
真っ白けの画用紙
広げてる午前二時
そんな時には思い出してね
光る私の魔法を
いつか夢見てたよ
君だけの舞台で歌うこと
0と1の歌声
世界中何処にだって
走り出した君の
背中の翼に手を振るの
青い道標が見えなかったって
星屑の歌声で君の道を照らすよ
止まらないでどんな未来でも
その先へ
走り続けて