君の難しさ
心の奥深さ
僕ら持つ同じそういつは
めんどくささなんだろう
それでも僕は
君を家まで送るよ
機嫌を直して星は
午前四時の町を
霧が立ち込めて
白けた車の音
二人の会話はすれ違って
縺れる君の足
こんなになるくらい
君が飲み過ぎた理由
いつも僕が作ってしまう
退屈のせいかな
商店街の坂で
君は突然止まって
ショーケースのガラスに映る僕らを
じっと見つめていた
一人になった僕は
空っぽに火をつける
気持ちが軽いことに気づいて
冷たい空気を吸った
さあこれからどこへ行こう