あんたは寒い夜に現れた
汚いタバコとジンの匂いとともに
恐怖が私の中を走った
指を十字にしていた時(祈っていた)
ドアの後ろで
子供の時可愛かったあんたの顔は
時間がたって
血管を通って
あんたの自信のない男ぽさが
毎日私の涙に映し出される
もう一度なんていや
疲れているし 心が求めていない
もう一度なんていや アモール お願い わめかないで
子供たちは眠っている
私は炎になりたい
あんたの鉄のこぶしを燃やしたい
私のほおにつけたもの
あんたはその傷の代償を払って
悪い悪い あんたは悪者
愛する人にすることじゃない ノー
バカバカ あんだは馬鹿だ
女より上だなんて考えるな
あんたがいる日は灰色
太陽が戻るのは
あんたがいない時
私の心の悲しみは
飲み込まなくては
ろばたで
子供の時の私のかわいい顔は
年がいってしまった
静かに
あんたが私を売女と呼ぶたびに
そのたびにあんたの脳は小さくなる
悪い悪い あんたは悪者
あんたが望むから悪者になっている
悪い悪い あんたは悪者
傷つくから私は叫ばない
あんたは弱虫で悪者
私より上だなんて思わないで
他の誰に対しても
今私はタバコを吸う
さようなら 私の心の煙よ
あんたは悪い 悪者だから
悪い悪い あんたは悪者 そう
悪い悪い あんたは悪者 いつも
悪い悪い あんたは悪者