どうでもいいことだって
思い切って ひとりきりを選んだ
あんなに抱きしめながら
この腕に 君の香りはない
あゝ同じ幸せを
違う視線で見てた
傷の深さ ふれたはずなのに
ふたりでできる事にも
ふたりは疲れてた
愛のために
重ねた心は幻だ
そう なにもない
時は戻る場所
閉ざしてゆく あゝ
なにがあるの
信じてた微笑みを
冷めた涙が
消した跡に…
もう愛してると言えない
どうにもならなくたって
そばにいて 守るものも知ってた
寝返りを打つベッドは
広すぎて 肩が冷たくなる
あゝ優しさだけでは
足りないと言うんだろう
永い夢は 苦しみもするさ
急いだ気持ちのせいで
答えを間違えた
愛のために
交わした唇も壊れて
そう なにもない
時は後悔に
追い込むだけ あゝ
なにがあるの
近いほど 遠くなる
見えない距離を
埋めた後に…
もう愛してると言えない
もし君が あのときに
もしふりむいたら
別の未来が見えたかな
僕は真実に
永遠の鍵を掛けてしまう あゝ
愛のために
重ねた心も幻かい
そう なにもかも
時は戻る場所
閉ざしてゆく あゝ
なにがあるの
信じてた微笑みを
冷めた涙が
消した跡に…
もう愛してると言えない
もう愛してると言えない