どうだい、もうおつかいには慣れた?
赤い三輪車と天使の羽は
三番街のポプラが夢にみる
わけわかんないくらいの光で
どうにかちょっと笑えるくらいの
日なたの中でひとりぼっち
急な夕立がいたずらの灯を消す
甘いキャンディーは溶けて
泣いたって駄目だよ
冷たい木のウロに
ひざを抱いて隠れたら
君はもう一度小さな灯をともした
凍えないように消えてしまわぬように
まっ暗闇の中で誰かの手をさがした
まっ暗闇の中で君は愛をさがした