月の光が
貴方の頬に触れたら
キスを
涙のように
命のしるしのように
静けさが鳴り響く
心は震えている
まだ恋は深く果ても無く
終わらぬ
lirica
紡ぐ指先
貴方のかたちになって
夜はやっとほどけて
なぐさめを信じ始める
海鳴りが木霊する
懐かしい空遥か遠く
恋は深く果ても無く
目眩の中へ
いつか全てが
優しく
同じ一つの
影へと帰るときまで
うたう
つむぐ