冷えたレモネード白いカフェーから
揺れる木洩れ陽を見たの
あとあなたに逢えればもうひと足早い夏
樹にもたれた貸自転車
コテージから光を縫って来た
想い出には縛られない
もう恋などする気も無い私
少し淋しげな深い青空が
肩に降り注ぐ避暑地
あとあなたに逢えればもうひと足早い夏
今は私も20才
自由に生きる事を憶えながら
一人で生きてる
時が消した胸の痛み
忘れるのに一年かかったわ
逢いたいのは未練じゃなく
サヨナラって涼しく言うためよ
冷えたレモネード薄いスライスを
噛めばせつなさが走る
あとあなたに逢えればもうひと足早い夏
揺れる木洩れ陽を見たの
あとあなたに逢えればもうひと足早い夏