ぼくがもっていないもの
それはきみのよう
少し君に似ていて
とても美しい
ぼくがゆっくり家まで車で帰る時
ラジオをつけると
夜の空気を充たす歌が流れる
ぼくのもっていないものは
根源的で雲のよう
その中に君がいる
どこかに
時々ある名前が唇にうかぶ
羽根のように軽くだけれど
幸福の音が聞こえる時に
僕の人生はいつも同じ
僕と同じように静かだ
水面下に君にあげたすべてのものがある
何も戻ってこないとわかっている
ぼくも君も知っている
でも君の気が変わったら ぼくはここにいる
ぼくがもっていないもの 理屈と規則
心さえ何をしているのかわからなくなっている
ぼくの夢を君にあげたい
そして疲れるくらい笑わせたい
この手で君を悲しみから守りたい
僕の人生はいつも同じ
僕と同じように静かだ
水面下に君にあげたすべてのものがある
何も戻ってこないとわかっている
ぼくも君も知っている
でも君の気が変わったら ぼくは
もしぼくを探すなら ぼくは
君について知らないことなどない
本当の別れが怖いのではない
本当に信じてほしい
僕の人生はいつも同じ
僕と同じように静かだ
水面下に君にあげたすべてのものがある
何も戻ってこないとわかっている
ぼくも君も知っている
でも君の気が変わったら ぼくは
もしぼくを探すなら ぼくは
ここにいる
ここに