レティシア 知らなかった
君がぼくのすべてだと
すぐそばで小鳥が鳴いていたのに
ぼくは聞いていなかった
そして君は清純で つかのま生きていた
ぼくらの幻想の春をまとって
君なしでは人生は意味がないと
鳥ははかなく ある日消えた
死は返してくれなかった
君は海の青の中にいる
ぼくらの幻想の青い色で
小鳥はぼくのそばで鳴いていた
決して戻らない
レティシア ぼくは知らなかった
君を愛していることを