昼の間はお前(夜)を忘れている
夜はお前を呪って過ごす
月が沈むとき
ぼくの魂はからっぽになって心は重くなる
夜にはお前が現れる ぼくには重い
お前をつかもうと手を伸ばす
でもお前は楽しんでいる
ぼくが近づいているのをからかって
夜よ ぼくは狂いそうだ
君の笑いが闇を切り裂く
もうどこを探していいかわからない
すべてが静まるとぼくは希望を探す
そしてまたお前を愛し始める
時にはつかの間僕のもとに戻り
ぼくをあざけるために呼ぶ
そのたびにぼくの血は凍り
お前の笑いがすべてを消す
夜よ ぼくは狂いそうだ
昼がお前の姿を消し去り
お前は去る どこかに
誰かお前を檻に入れる人のところへ
その人はぼくを狂わせる
夜よ ぼくは狂いそうだ
狂いそうだ