この街のせわしなさ 騒音 霧 半端な時間がきらい
この街の溝にぶつかってハイヒールがはまるのがきらい
鏡に映る自分が 欠点でなく愚かさがきらい
いつもこの街に戻ってくることがわかるのが好き
もし時間に意味があるならそう言って 私のあてどないさまよいに
本当に行き先があるのかどうか言って 私は幸福のために走らなくてはならないのか
私は前に後ろに走る 逃げる 私はふるえ あなたの溜息を強く抱きしめ
自分のことを考える 自分をおさえられない あなたは怖くない 私はすべてがほしい
あなたがほしい あなたが
中心部の交通が 不注意な駐車 あなたのほほえみ 私の心変りが好き
意味なく不機嫌になるのが好き 夜には仲直りして街の電気を消す
こんな自分が好き 理屈でなくわがままな
あなたを振り回すのが好き いつも私の街に戻ってくると知っている
もし時間に意味があるならそう言って 私のあてどないさまよいに
本当に行き先があるのかどうか言って 私は幸福のために走らなくてはならないのか
私は前に後ろに走る 逃げる 私はふるえ あなたの溜息を強く抱きしめ
自分のことを考える 自分をおさえられない あなたは怖くない 私はすべてがほしい
あなたがほしい あなたが
それがほしいなら言って
あなたは違うと言って
私は自分の置く深くに混乱した残像を見るだけ
私は前に後ろに走る 逃げる 私はふるえ あなたの溜息を強く抱きしめ
自分のことを考える 自分をおさえられない あなたは怖くない 私はすべてがほしい
あなたがほしい あなたが
あなたがほしい あなたが