退屈で泣きそうな汚れた空の下
彼の上に降る小雨の下
彼は ベルリンの男は
昔の郊外で 真夜中に
そこに立っていた 私は彼だけが見えた
彼 ベルリンの男
ベルリンは初めて 私は着いたばかり
何も待っていない時
すべてを変えたい時
私は信じる物を必要としない 人生で
すべては変わるのに 彼だけが変わらないなんてことがある?
彼 ベルリンの男
私はずっと彼を愛していた
すべてを始めようとした 彼と
彼 ベルリンの男
運のことを言わないで
空のことも 宿命のことも
次に戻る時のことも 望みのことも
運命も 永遠も
ベルリンのことを言わないで
私にとってベルリンは何でもないから
ベルリンのことを言わないで
もしベルリンが私のすべてだとしても
退屈で泣きそうな汚れた空の下
彼の上に降る小雨の下
彼 ベルリンの男
私は彼を愛した ただの通り過ぎる人だった
一瞬の永遠
彼 ベルリンの男
彼 ベルリンの男も忘れようとしていた
遠くに去って行った
彼が生きるのは
ベルリンだけではないから
どの顔を見ても 私は彼しか見えない
毎晩彼と眠る
彼 ベルリンの男
汚れた空の下 彼は人生を浪費する
どのベルリンで彼は人生をすごすの
彼 ベルリンの男
でもこの呪われた国には男が1人しかいないわけじゃない
ここにもどこでも
彼だけじゃない・・・
彼だけじゃ・・・