太陽は輝く、いっぱいの熱で
しかし、ぼくには君の目しか見えない
君の裸の身体の白さ
我を忘れたぼくの両手の前に
来ておくれ、消え去らせないでおくれ
恋に刺繍されたいくつもの朝を
来ておくれ、終わらせないでおくれ
いくつもの春を、ぼくらの歓びを
恋、それは(ある夏の)一日のように(束の間の出来事)なのだ
それは立ち去っていく、それは立ち去っていく
恋は、それは(ある夏の)一日のように(過ぎ去ってしまう)
饗宴のさなかの太陽の(一日のように)
そして言い争っている(夜の空に出ている)月の(一日のように)
そして戦いの中の雨の(一日のように)
恋、それは、ある一日のように(過ぎ去ってしまう)
それは立ち去っていく、それは立ち去っていく
恋、それは(ただの)一日のように(束の間)なのだ
終わりのない微笑みの(一日のように)
終わりのない優しさの(一日のように)
終わりのない恋撫の(一日のように)
恋、それは(ただの)一日のように(束の間)なのだ
それは立ち去っていく
ぼくの恋は
ぼくらの夏は過ぎてしまった
そして君の両目はぼくを忘れてしまった
君はそれらの日々の君自身を思い出すだろう
(それらの日々に)ぼくらの心と心は、恋を語りあった
ぼくらは、引き留めることができなかった
幸福の断片であるものを
もし、もう未来はないとしても
ぼくたちには思い出が残っている
[繰り返し]