やきたての パンをだいて
あの人の 部屋へゆくの
きつとゆうべ 飲みすぎて
ねているでしよう
コーヒーを 入れた頃に
目をさますでしよう
私がいないと なんにも出来ない人よ
ただそれだけの ことだけど
ただそれだけの 恋だけど幸せよ
あの人と かわるがわる
ひとつぶの リンゴかじり
あれやこれや 人生の話をするの
あうたびに 大人になる
私がわかるわ
とまっておゆきと
言ってはくれないけれど
最後の人に なるような
最後の恋になるような気がするの