埋めた奥底で疼く声が
癒えぬ傷を抉る慟哭を
生ける屍の成す未来は
驕る世界を散らす衝突か
痛みなど従えて
疑いは避けて
暮れ行く命は魔法の如く
今を犠牲に凌ぐだけ
静寂は影
翳り翳るこの辛苦に
刹那の意志は潜み
憎しみは糧
満ちる満ちるこの力で
永遠へと続く未知の連鎖を繋いで
濡れた悲しみを禊ぐ声が
蒼き月を揺らす咆哮を
逃げたその先に見る未来は
騙る虚勢を崩す喪失か
二人なら何度でも
疑いを晴らせ
惑わす記憶が脳裏に滲みて
狂うが先か幻か
偽りは風
嘆き嘆く者を誘い
集うは吹き溜まりか
現実は枷
巡る巡るこの輪廻を
断ち切る術はたった一つの真実
逝く死の眷属為す術の無い
嗚呼神を呪う声がする
偽りは風
嘆き嘆く者を誘い
集うは吹き溜まりか
現実は枷
巡る巡るこの輪廻を
断ち切る術はたった一つの真実