僕の眼はあなたを見る
長いこと あなたもぼくも
恋を語らなかった
ぼくは夜の雨になる
恋の話をするために
そしてあなたは木の葉のささやき
ぼくは鶴の群れに向かって叫ぶ
あなたを愛している
向かい風に答える
あなたを愛している
春の花ほど
多くの言葉はない
言葉だけでは言い尽くせない
神聖な身体を
ぼくの愛する
月だけがあなたに似合う
ぼくは鶴の群れに向かって叫ぶ
あなたを愛している
向かい風に答える
あなたを愛している
風よ 雨よ
鳥の群れからの遠い叫び
ぼくらの愛を語れ
そしてぼくは向かい風に答える
あなたを愛している