降りそそぐ雪を浴びながら静かに寄り添う二人
絡み合う指先が愛を確かめ合っていたよね
凍える寒さでこの想いが冷めないように
白い吐息にのせて君に届けたいこの夜が終わる前に
胸に残る温もりも奪った唇も忘れないしないから
遠くは離れても、もうなくさないこの愛だけは
果てしない夢を追いながら二人で歩いてきたね
ふとふざけて口にした
「ひとりで逃げ出してまおうかな…」
うつむいた君のその瞳にこぼれる涙
冗談だから涙拭いて笑ってよ、あきらめはしないから
君がくれた優しさも壊れそうな切なさも忘れないしないから
遠くは離れても、もうなくさないこの愛だけは
想いが雪に変わるなら今すぐ君の場所まで届けることできるのに
逢えなくなっても愛し続けたい君だけを
胸に残る温もりも奪った唇も忘れないしないから
遠くは離れても、もうなくさないこの愛だけは