教えて なぜこんなに
涙しまいそうなの
左の指にきつく締まる
この銀のせいなの
何年か生きてきたけど
私なんてこんなものよ
鼻も低くて顔もまるい
ただの女なのに
幸せにするとは
貴方言わないだろうから
ただ頷くの
恋はもう愛に姿を変え
笑いそうな言葉で 私を包むの
さようならの台詞は もうきっと
この手が冷たくなるまでいらなくて
思い出は何十色にも
二人のあぜ道を彩る
教えてなぜこんなに
私を苦しませるの
右の掌
左の甲に触れてるだけなのに
悲しませてしまうと
きっと泣かせてしまうと
心配性なあなたが
不意にはめた薬指
とても嬉しいから
たとえば愛して愛して
やがていつしか
思いが薄れても
重なる肩と
この小さな胸に
刻んだ全てをきっと忘れないから
恋はもう愛に姿を変え
笑いそうな言葉で 私を包むの
さようならの台詞は もうきっと
この手が冷たくなるまでいらなくて
思い出は何百色にも
二人のあぜ道を彩る