冷え切った土を 素足で踏みしめる
あなたが眠る場所に 近づけるように
月明かりは 歌うように絶望を孕ませて
あの声を真似るように そっと呟いた
目を開けて見る夢は
まだ少し遠いみたい
今も手を伸ばしてるけど
触れられない
あなたの仕草も 大好きだった声も
今はもう途切れそうな 記憶を辿るだけで
離れて薄れて 指でなぞる事もできずに
そっと笑い続ける
これが醒めない夢であるように
あなたも夢を見続けるだろう
憂鬱は時を重ねる度
悲しく薄れて
あなたの仕草も 大好きだった声も
今はもう途切れそうな 記憶を辿るだけで
離れて薄れて 指でなぞる事もできずに
そっと笑い続ける
まだ皮肉な声