朝顔の水やり
カマキリの観察
ウサギ小屋の掃除
じゃあ、また明日
小学校のクラス替え
なんだこいつうるせえな
友達のいないぼくに同情してる?
「なあ一緒に帰ろうぜ!」
なんだこいつ馴れ馴れしい
家も近いみたいだから
「別にいいけど」
「白い線の上しか
歩いちゃダメだぜ!」
小さな手を引っ張って
小さな川も飛び越した
バカみたいに笑って
くだらない話繰り返した
毎日、日が暮れるまで
ひとつ、ふたつ、出会い、別れ
僕らはただ子供共のまま
君は君は覚えてるかな
あの日の夕空
くだらない事で
あいつとケンカをした
僕も謝らずに無視してやった
一人での帰り道
あいつが待っていた
待ち伏せかやってやる~
と近づいていく
「なあさっきはごめんな」
「え?ああ僕もごめん」
「なあおまえにこれやるよ」
「ええ本当にいいのかい?」
「ああだから帰ろうぜ」
「うん。わかった帰ろう」
「なあそういえばあのアニメさあ」
いつもの二人
ひとつ、ふたつ、灯りが消え
またね、またねと手を振った
そんな日々が当たり前に
続くと思っていた
「」
ひとつ、ふたつ、出会い別れ
僕らはただ 子供のまま
君は君は覚えてるかな
あの日の夕空
またね、またねと手を振った
僕らはただ子供のまま
君は君は覚えてるかな
あの日の夕空
またねまたね
またねまたね
またねまたね
あの日の夕空