傍には からっぽの椅子
揺れ 揺られた 昨日の午後
このまま 夢の間を
さまよえたら 幸福なの
あなたがいなければ
この街棄てて
今から 独りで始めるのに
こんなに 長い日が落ち
窓明りは 揺れないまま