最終列車に揺られて
4人掛けに 一人きりで
ガラス窓に 頬をついて
長い夜に 瞳を閉じた
別れの言葉も 告げずに
愛のかけら 胸に抱いて
近づいては 遠ざかる踏切
Ah- 人恋しくて
金沢の雨の中で
あなたを忘れたい
思い出に 打たれながら
この悲しみ そっと 夢になるまで
3分だけでもいいから
声を聞いて みたいけれど
誰もいない朝の駅で
途中下車は淋しくて
2人が過ごした月日を
リバイバルはできないのね
街の角に 色褪せた ポスター
Ah- 人恋しくて
金沢の雨の中に
あなたはいないけど
あの頃と同じ道順
石畳を歩きながら
金沢の雨の中で
あなたを忘れたい
雨雲の向う側に
青空が戻る 明日を探して