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髪の毛 [Kaminoke] lyrics
髪の毛 [Kaminoke] lyrics
turnover time:2024-11-05 05:39:25
髪の毛 [Kaminoke] lyrics

あのとき肩まで伸びた あなたとあたしとの仲を

一瞬の暑さが嫌になって 簡単に切って仕舞ったあの夏

もっといい人現れるでしょう 根拠のない自信踏み

まだ暑く明るい秋の世を あなた無しで迎えた

あんとき切らなきゃ今頃 胸元あたりかと思えば

急に寒く感じる首元 師走足早く過ぎてく

瞬間風速だけで あなたを追い抜いた人はもう

思い出せない 心が知らない

思い出す あなたの眼の中

もう一度伸びれば もう二度と切らない

もう一度伸ばせば もう二度は切れない

今更と叱ってよ その人にあげる声で言ってよ

優しい眼で そっと見送らないでよ

春までと決めた気持ち 容易く揺るがすことがあり

青色の脱色剤で 黒髪を派手に抜いた

傷みなんて知らない あなたが好きだったあたしが

鏡のなか独り 透けた髪をしている

ねえ思い出す 四時半

居ても立ってもいられない

やっと頬に掛かった髪は

あなたの風の噂に靡いて

今にも色を失いそう

今にも

もう一度伸びれば もう二度と切らない

もう一度伸ばせば もう二度は切れない

駄目だよって言ってよ あの人にあげる声で言ってよ

綺麗に成ったね、と優しくしないでよ

「あなたさえよければあたしなにもいらない」

そう言うあたしがなんだか なんだか

すごく嫌だ 気持ちが嫌だ

なんだ 泣けてきた

判ろうよ 判ってよ

あたしじゃなくても

もう一度伸びれば もう二度と切らない

もう一度伸ばせば もう二度は切れない

今更と叱ってよ その人にあげる声で言ってよ

優しい眼で そっと見送らないでよ

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