動き出す身体の奥には
生まれたての螺子が騒ぐ ほら
味気ない 詰まらない 世界の端
見下ろす あなたは だ~れ
目の前捲られていくの 触れられない未来
(触れられないなら すり抜けていけ)
昨日だった世界は 予定調和ばかりだけど
(不確定なんだから)
まだ絶望、希望 すれすれ紙一重
(僕らはまだあやふやで戸惑い揺蕩う)
それも愛しいんだ 見えないとしても
暗がりそっと 君の手を引いて
走り出す呼吸に紛れて
剥がれ落ちていく視界は
間違い探しみたいだね
本物はどれか答えて ほら
あたたかい やわらかい 世界の糧
差し出す あなたは だ~れ
飛び交う雑音が今心ごとぼやかして
(胸の奥から 押し寄せてくる)
明日にはきっとコントロール不能だけど
(過去も未来も)
嗚呼 絶望? 希望? 君? 僕? 裏? 表?
(僕らは 嗚呼 デタラメな祈りを捧げる)
不確かさ歌って その意味を探すよ
神様、ちょっと 僕の手を引いて
生まれた価値を与えられなくとも
重ねた混沌と日々は答えをくれる
目の前捲られていくの 触れられない未来
(触れられないなら すり抜けていけ)
昨日だった世界は 予定調和ばかりだけど
(不確定なんだから)
また絶望、希望 すれすれ紙一重
(僕らはまだあやふやで戸惑い揺蕩(たゆた)う)
それも愛しいんだ 君が選ぶなら
暗がりぎゅっと 君の手を引いて