淋しかったら 帰っておいでと
手紙をくれた 母さん元気
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
もしも 手紙を書きたくなっても
僕は書かない 母さん
呼んでも答えぬ 人波にもまれて
まいごの小犬は ひとりでないた
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
破れたコートの ポケットにいつも
リンゴの花の 想い出をいれて
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
一人ぼっちが つらくなっても
僕は泣かない 母さん
春になの花 夏には祭り
秋の七草 木枯らしの冬に
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰れない
帰りたい 帰らない