川の流れを変えること。
重荷を運ぶこと。
海を渡ること。
私はそれらを行うことができるだろう。
機械に挑むこと。
法律を軽蔑すること。
神々の下す罰、そんなものは私をおびえさせはしない。
私は殴られることを知っている。
同じように殴り返すこともできる。
あざができるほどの殴り方も私は覚えている。
[----釘の先端を打ち潰すことも私は覚えている----]
私は犠牲者ではない。私は白い鳩ではない。
そして、もし私をやっつけるっていうんなら、
私を倒してごらん。
私は冬を知っている。
私は寒さを知っている。
しかしあなたのいない人生を私は知らない。
私は長い間の沈黙を知っていた。
私は暴力を、その血の味を、
怒りで真っ赤になり、
苦痛でどす黒くなることを知っている。
私は戦いを知っている。
私は恐れない。
私は自分を守ることができる。
私はよく身につけている。
私らはそこいらの優しい人々と違う。
私は冬を知っている。
私は寒さを知っている。
しかしあなたのいない人生を私は知らない。
争いに続く争いを、より悪いことに続くより悪いことを、
いっときの休みも無く、私は続けてきたと信じていた。
私は、毎日そんなことを習うことを望んでいたのかと思う。
いったい、私たちの愛を指図するのは誰なのだ?
私は冬を知っている。
私は寒さを知っている。
しかしあなたのいない人生を私は知らない。
私は知らない。
私は知らない。
私は冬を知っている。
私は寒さを知っている。
しかしあなたのいない人生を私は知らない。