時雨が降る頃
霞み淡く途切れた
意識は透明
偽りさえもなくて
今をさらけ出して
浮かぶ意思を伝える
その手を汚したくない
遠くて寂しいよ君の姿
掠れた声で歌う
その彩が
君にさ 届いて欲しくて
・・・さよなら
どうして?僕らが
出逢うことは運命?
全てが空白
何もないこの部屋で
慈悲を請うことさえ
愚かな哀れみさえ
細い君の両手は綺麗で
僕の音で汚したくはないよ
掠れた声で歌う彩は
浮かぶ意思を君に伝えたくて
僕と君の狭間を埋める言葉が
君にさ 届いて欲しくて
・・・さよなら