僕の目は閉じられている。
違う、開いているのに見えない。
突き刺さるような日差しは眩しく、
目を隠そうとするのにこの手のひらは、
役に立たない。
冷たい水が僕の頬を叩いて
やっと目が見えた。
影をこばむ真昼の太陽と
すべてを与える正午の海は
歓迎と警告だ。
世界で最も素晴らしい島の前に立っている今。
求めるものは何でも手にできるのにすべてには代償がある。
最も大切なものは君が与えなければならないものなんだろう。
宝を手に入れるため僕たちは
恐ろしい怪物か
渦巻く嵐を
切り抜けなければいけない。
何を選ぼうと、僕たちは走るしかない。
君はどう思う?