僕は、去って行くのは孤独なものだということを知った、君も知ってるね。
瓦礫の山と人々が羨むような夢の間のギリギリの所に、君はいるんだ。
君は僕のことを理解しているし、僕も君のことを理解している
でも日曜の鐘の音は一体どこで鳴ってるのか?
自分の故郷では、
穀物が満開なのを知っている
両腕を一杯に
無限の彼方まで広げたところまで。
自分の故郷…
この世の中には、わからないことだらけだ
そして、偽りの誠実さが、単に禍をもたらすだけだということも知った
君は僕たちの何を理解しているっていうんだ? 一体僕の何を理解しているっていうんだ?
とにかく、日曜の鐘の音は一体どこで鳴ってるんだ?
自分の故郷では、
穀物が刈り取られているのを知っている
両手を一杯に
無限の彼方まで広げて。
自分の故郷…
君に、笑顔をのこして、僕は去るよ、それじゃ
そして、ちょっと怒った顔も残して、去るよ、それじゃ
「それじゃ」という思い遣りの言葉だけで、
本当に言いたいことはぐっと喉の奥に飲み込んでおく
自分の故郷では、
穀物は再び黄色に色づいている、
両腕を一杯に、
無限の彼方まで広げたところまで。
自分の故郷、
自分の故郷では
日曜日、君のために鐘は何を鳴らすのか