首の後ろに夜明けをかすかに感じる 頭の上に
このピンクのセーターの中で ぼくは答がみつからない
君はぼくがセーターも性格も変えた方がいいと言う
でも君のほほえみはぼくをやっつける唯一のもの
今はほっておけ 呼び戻さないで
もう呼ばないで
もうそんなには傷つかない
ぼくはここにいる もう一晩ナヴィリオにナイル川を探す
ここでは7時で 君は「後で」と言う ぼくは答えないでプールサイドでタバコを吸う
君は「中国に逃げよう」と言うでも
君がそばにいないならぼくはどこに行けばいい
もしもうナイル川がないなら
頭の中からアルコールをとばすために車の中で眠る
僕が持っている君の物はラコステのセーターだけ
でも今君はぼくの子供みたいなふるまいを忘れている
夜にはいつもぼくらはナヴィリオをナイルと間違えた
ぼくは大人だけれど大きくなったとは感じない
ぼくが9月に生まれたことを君は覚えている でも
ぼくはここにいる もう一晩ナヴィリオにナイル川を探す
ここでは7時で 君は「後で」と言う ぼくは答えないでプールサイドでタバコを吸う
君は「中国に逃げよう」と言うでも
君がそばにいないならぼくはどこに行けばいい
もしもうナイル川がないなら
もう呼ばないで もう傷つかないから
ぼくは溺れそうだ 沈んでゆく 下へと
このあたりでは もう泳ぎたくない
ぼくはここにいる もう一晩ナヴィリオにナイル川を探す
ここでは7時で 君は「後で」と言う ぼくは答えないでプールサイドでタバコを吸う
君は「中国に逃げよう」と言うでも
君がそばにいないならぼくはどこに行けばいい
もしもうナイル川がないなら
もう呼ばないで
もう傷つかないから
ぼくは溺れそうだ 沈んでゆく 下へと
このあたりでは もう泳ぎたくない
もうナイル川がないなら