最後に零した涙の色は
覚めぬ夢 痛む心 温もりに溶けゆく
淡い夢の中 踊る君の歌声さえも
消えてゆく 君の姿すらも
例えば今 僕が死んだなら
二人が出会った日に帰るの?
僕の罪も 君の優しさも
最後の涙と引き換えにさ
君を抱きしめたいよ
触れれば滲みゆく
背を向けたら僕は・・・
僕はそれが不安で
せめて抱きしめて
強く強く強く
もしも拒むのなら
君が僕を殺して
この僕が持ち合わせる痛み
君から授かった感情が
最後に零した涙の色は
覚めぬ夢 痛む心 温もりに溶けゆく
逢いたいと想う気持ちが繋ぐ
君の言葉に 耳を澄まして我に帰る
滲むこの世界 汚れているこの現実に
もし君が僕の側にいれば・・・
息をしてるだけで
僕は壊れてるよ
世界の隅っこで 何もかもが憎いよ
想いを抱きしめ
気がつけば独りで
想いを抱きしめ
気がつけば独りで
持ち合わせる痛み
せめて君が壊して
ah…愚かな僕には
覚めぬ夢に君を重ね
溶けゆく…溶けてゆく