隣から聞こえてくるポルカのリズムが
私の足を踊らせる。
イエヴァの母親はイエヴァを見張る
しかしイエヴァは母親欺いた
全力で踊れば
ご法度なんて関係ない。
サリヴィリ・ヒップッ・トゥップッ・タップュッ
アップュッ・ティップッ・ヒリヤッレーン。
みんなが彼女を歓迎したとき
イエヴァの口は笑っていた。
みんな頭は汗に濡れて
バイオリンは金切り声を上げて嘆いていた
全力で踊りまわっているときに
男はそんな湿り気を気にする様子もない。
サリヴィリ・ヒップッ・トゥップッ・タップュッ
アップュッ・ティップッ・ヒリヤッレーン。
イエヴァの母親は部屋の中にいて
詩篇を独り言のようにつぶやいていた
その頃すぐ近所の家では
ばばあの娘を口説いていた。
この男は母を気にすることもなく
全力で踊りまくる。
サリヴィリ・ヒップッ・トゥップッ・タップュッ
アップュッ・ティップッ・ヒリヤッレーン。
音楽の後にもお楽しみ
二人は一気に寄り添った。
家に帰るとばばあは怒っていた
そしてイエヴァはもう泣いてしまった。
私はイエヴァを慰めた
また全力で踊ろうね。
サリヴィリ・ヒップッ・トゥップッ・タップュッ
アップュッ・ティップッ・ヒリヤッレーン。
母には黙ってるように言ったさ
でなければお前ただじゃ済まないぞとも。
口を閉じてれば痛い目にあうこともない
一人で愚痴を言っていればいいのだと。
男は親切心に悩まされることはなく
ばばあは発狂している。
サリヴィリ・ヒップッ・トゥップッ・タップュッ
アップュッ・ティップッ・ヒリヤッレーン。
言わせてもらうと、お前は動かないといけないな
簡単に俺を捕まえることはできない。
西へ、東へ行っても
俺はイエヴァを手放さない。
全力で踊りまくる時
謙虚さは男を悩ませることもなくー。
サリヴィリ・ヒップッ・トゥップッ・タップュッ
アップュッ・ティップッ・ヒリヤッレーン。