私は貴方の道具
それならそれで構わない
今までの私の存在が貴方にとってその程度ならば
貴方がこの混乱から抜け出せるまで
貴方の犯した罪に気づかない振りしててあげる
貴方が自分から打ち明けるその時まで
だけど いつでも どんな時でも
わかってる
私はわかってるの
私の肌を使っていいよ
貴方の秘密を埋め込めばいい
私が全て大丈夫にしてあげるから
そして 私の方から
何も聞かないと言ってあげる
私にもしなければならないことはあるから
だけど いつでも どんな時でも
わかってる
私にはわかってるの
ベイビー 貴方を助けてはあげられないの
彼女がまだ心の中にいるんでしょう?
きっと あと少しだけなら
この悲しみにも耐えられるはず
たとえ 私には理解できないことでも
貴方が考えたいというのなら
いつだって ゆっくり時間をかけていいよ
いつしか観衆が負担になって
貴方が急いでカーテンを閉めたとしても
私は舞台裏のドアで待ってるからね
貴方がなんとか気持ちをセリフにしようとしてる間
私はもう一度幕が開くことを
アンコールを待っているから
もしもあまりに時間がかかって
私が待ちくたびれてしまっても
貴方が自分の気持ちに気づいて
それを言葉にはしてくれないままでも
それでもいいよ
言わなくても私はちゃんとわかってるから