僕は見たよ 僕は見たよ
あの暖かい光
もうだめだと弱音を吐いた君が少しだけ微笑んだんだ
僕は見たよ 僕は見たよ
あの美しい光
君が君でいてくれたその瞬間
心が照らされたんだ
分かるかい?
線路沿いの道で見上げたあの空の下で
日々迷い間違えながら立ち止まってためいきさ
分かってほしいよ
こんなに想っているのに流れゆく今日の日に
君の肩をぎゅっと抱いた 確かにぎゅっと抱いていたんだ
僕は見たよ 僕は見たよ
あの懐かしい光
何も言わずにくれたプレゼント
握りしめた小さな指
いつの日にも胸の奥に あの優しい光
僕が僕のままでいられたその瞬間
心が踊ってたんだ
公園通り 桜並木
すれ違う少女たちの声に 微笑んだ君を見た
木漏れ日に照らされた その横顔 その横顔
分かるかい?
砂に書いた文字も石に刻んだ名前も
波と風に消えていくから
今君の手に触れたいんだ
分かってほしいよ
こんなに想っているのに流れゆく今日の日に
君の肩をぎゅっと抱いた 確かにぎゅっと抱いていたんだ
僕は見たよ 僕は見たよ
僕らだけの光
もうだめだと弱音を吐いたって
何度でも思い出すんだ
闇の中で時を刻む
針の音に合わせ
僕と君が出会えたその瞬間 心が輝いたんだ
心が輝いたんだ