夜空には涙を流す月が嘆いているの
薄明かりの夢に項垂れて わたしは待つわ
君のこと 想うほど 胸が痛むわ
くず折れる歌は
たとえ水の底に沈んでも
ねぇ・・叶えて わたしの夢
「生きて帰るから」
それを信じても
不確かな願い込め空へ
手を振ることさえ出来ないわたしに
二束の花の芽を届け
月は陰り日が昇り
ある日の朝
大切な花々が咲いていた
君を想い ただ憂い ただ泣いてた
綺麗な花の色 抱きしめながら
くず折れる歌は
たとえ水の底に沈んでも
ねぇ・・叶えて わたしの夢
無慈悲な光が全てを壊して
この身も花々も焼かれて
さよならわたしはここでもう眠るわ
君の待つ星空のもとへ
月は陰り日が昇り
君がくれた
二束の花はもう枯れていた
「それでいい」と君は言う
悲しそうに
花の持つ心は孤独の
それはErica